twozzymasaの日記

徒然なるままに記す

うつ病について調べてみた

うつ病とは

ここ数年、ブラック企業・自殺などうつ病が増えているNEWSが流れてますね。

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ここ15年で精神疾患の患者数は1.5倍320万人に増加しています。その中でもうつ病は2倍以上の伸びを示している。昔から気鬱病とも言われ気分が晴れない、やる気がない 詐病(うその病気)みたいな扱いもあったりしたようだ。

実際医師の診断次第で障害年金をもらえて働かなくてもいい状態になるとさらに病気から抜け出せない。

日本人の100人に一人はうつ病になっている。僕みたいに既往歴でうつがあった人を含めるともっと多い数になるだろう。あるサイトでは10人に1人というデータもあった。

というのは、再発の可能性が高い疾患であるからです

うつが起きる原因

誰だってストレスを感じて落ち込んだり、転勤で不安になったりしますよね。でもストレス解消して元気を取り戻してなんとかやってますよね。

なんでうつ病なるの?ストレス発散が下手なだけだ。なんて意見も聞きます。怠け者だよ。何度も相談してきて なんてね。

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この疾患は、脳内物質の代謝異常が原因なんです。扁桃体という脳の部分は、危険感じると体全体に「あぶないぞ」という情報を発信します。ドキドキしたりして交感神経が活発になります。この偏桃体が地球上の生物に備わったのは5億年前らしくまだ哺乳類も存在していなかった時代からあるんです。魚でも天敵が現れるとこの偏桃体が作用し、逃げ回る。実験で1か月天敵と同じ水槽に入れられた小魚は、最初は活発に逃げ回るが、最後うつの状態になり動かなくなる。体力が落ちたのではなく、数週間以上「あぶないぞ」という情報が発信し続けると「元気になろう、活発になろう」という情報を発信を妨げてしまうことになる。「元気になろうという情報は」はセロトニンという脳内物質なのです。

セロトニン

簡単に3つの神経伝達物質の役割や作用記します

三大神経伝達物質の主な作用
セロトニン:衝動、心身の安定、心の安らぎ
ノルアドレナリン:興奮、意欲、不安、恐怖
ドーパミン:快感、意欲、学習、モチベーション

心の安定に作用するセロトニンが分泌されなくなると他の神経伝達物質の分泌バランスが崩れて異様に興奮したり、意欲が低下したり恐怖を感じなくなったり、双極性障害躁鬱病)のそう状態は、ノルアドレナリンが分泌されすぎたことにより元気になりすぎるです。

ストレスがあってもそれをばねにしてさらに頑張る人いますよね。それはその人なりにこの脳内物質を調整する方法を知らず知らず行っているのです。

ある友人は「もうあかーん。絶対無理」とかすぐ口にする。これがセロトニン代謝に影響していたりする。

前回登場した北海道の時の男性スタッフKさんは、毎日飲みにいき、競馬パチンコをして好きなアイドルを語る。これもセロトニン代謝

うつ病を発症した時の僕は、この知識もなかったし、僕がこの代謝異常になりやすい人であることを認識していなかった。

一番いいのは、魚で言えば天敵の水槽から別の水槽に移れば解決できる。僕の場合でいけばレコード会社を辞めれば解決できた。

しかし、うつ病の厄介なところは、辞めたという失敗経験が記憶となり、その記憶情報が回ることでセロトニン代謝異常となる。

ほんと厄介なんですよ。再発が多いのは、人間が記憶力がいいこれが原因なんですよ。

うつ病とはお付き合いするもの

26歳で発症というか、気付いたうつ病とはかれこれ20年間の付き合いになる。発症時が一番最悪な状態であり、今でも「やばいな」という時がある。それはこのブログで徒然に書き残していこうと思っています。抑うつ薬は、不安状態や緊張状態を抑制するけど副作用があってかつ依存作用がある。薬がないと生きることができなくなり、逆に治らなくなる。病気というのは医師が治すものではなく、患者が治そうとするものと思う。精神疾患患者が陥るのは、薬地獄だ。僕は1年薬を飲み続けたけど治ったという実感がなかった。副作用の倦怠感・薬が合わない効かないときの絶望感・勃起不全の期間もあった。「薬から離れないといけない」「自分で治そう」そしてお付き合いするものと思った。もう僕が鬱になりやすい性格・体質であることはわかった。しかないなぁ付き合っていくしかないか。完治はないけどコントロールはできるようになろう。そうおもったんです。

以外に多いうつ病の有名人

詳しくは以下のリンクを見て欲しいですが、ナインティナイン岡村隆史は番組で公開していたので知っている人も多い。あのリンカーン双極性障害であったという。

鬱になりやすい性格は「生真面目」「自意識過剰」「責任感が強い」「感情を表現しない(不満を言わないいい人)」「自己責任感が強い」「テンションの差が激しい」「常識、モラル、正義をいつも意識し、他人との関係をうまく築こうとする」「執着 頑固」僕は、テンションの差が激しい以外全部該当する。特に頑固、感情を表現しないはどうしても変えることができない。今の職場でも「仕事たまっている、無理~」とか言っている人を見て「僕はたまっていたら恥ずかしくて言えないよ」と思っている。

ナインティナイン岡村隆史は「うけなかったら、自分のせいではなく相方のせい、それを選んだディレクターのせい、それを撮ったカメラのせい 照明のせい」と言っていました。

作家の藤沢周平は、妻を亡くしたことでうつ病を発症した。うつの症状を抑えるために時代小説を書いた。その結果藤沢周平の作品には哀愁が漂う。

 

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続く。。。。