twozzymasaの日記

徒然なるままに記す

空白の20160901~0930 ②

大分は豊後 大友宗麟

 

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別府から30分程で大分市内に入った。駅前は賑わっていたが、お目当て大友宗麟だった。「島津」と同様にあまり歴史では主役ではない。九州北部六か国を治めた大大名だが、島津、龍造寺に攻められ最後は秀吉にすがった。発掘中で今後何か出てくれば復元するかもしれない。この場所に着いたときあるLINEグループに投稿した。引っ越ししてしまえやとアドバイスしてくれた友人N夫婦だ。傷病有給休暇ということでFacebookに投稿できず、誰かとつながっていたい そんな思いがあった。そこでN夫婦から鹿児島の薩摩川内に住むTさんに会えやとLINEが入る。後々会社を辞める決断をするのだがTさんと会うことで決心が付くのだが、LINEの返信が嬉しかった。独りが好きなのに独りが寂しい。そんなとき昔はよく電話していた。メールはパソコンでという時代だったので電話で愚痴を言いストレス発散していた。正直大学までストレスを感じたことがなかった。やはり親に守られていたのか友人に恵まれたのか、ストレスを感じたのは前職の時、北海道に転勤してからだ。その北海道でうつ病を発症する。仕事に挫折、失恋、自信家だった私は、砕けていった。そのとき名古屋の同僚の女性と電話で何時間も話をした。きっかけは彼女の恋愛相談だった。いつの間にか逆転し心の支えになった。仕事を失うと人と関わることはなくなる。そんな焦りが生じた。自分は必要のない人間じゃないか また考えすぎる悪い癖だ。考えるのは止めよう。バイクを走らせた。

 

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戸次川の戦い

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センゴクという漫画がある仙石秀久という美濃出身のマイナー武将の目線で信長、秀吉の時代の話を詳しく描かれる。単行本も40冊以上になっている。秀吉の命を受け四国の長曾我部とこの地で南から侵攻する「島津」に備える。手柄をあせった仙石は、動くなという指令を無視して「島津」に大敗する。その情緒に慕っているいるときLINE電話が入る。Tさんだった。「どこや うーん それやったらここええで ようきてくれるなー うれしいわーなんや へこんでるらしいな Nから聞いたわ ええでそんなん だれでもあるわ いつこれんや 薩摩川内に のもうや」久々の関西弁が心にしみた。

 

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鹿児島にいつ着けるのか?125CCスクーターPCXは最高速度110キロあまり飛ばさず南下した。途中佐伯により 城を見学。城下町の雰囲気が残っていた

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耳川(高城)の戦い

「島津」は何度か少数の兵で大軍を破る戦をした。寡兵で敗軍を打つイメージは織田信長桶狭間だろう。信長はそれ以降無理な戦していない。「島津」は関ケ原の退却戦まで少数で戦う強さがあった。島津4兄弟。義久 義弘 歳久 家久。

義久 三州の総大将たるの材徳自ら備わる
雄武英略をもって他に傑出する
歳久 始終の利を察する知計が並なし
軍法戦術に妙を得たり

4兄弟の祖父日新斎忠義から上記のように評された。4万の大軍に攻められた高城に3000の兵で救援に向かう4男家久。その家久が窮地に立たされた時、この戦場に島津4兄弟が揃い「必ず助ける」その思いで大軍を撃破した。詳しくは下記リンクへ

薩摩島津氏-耳川(高城)の合戦-

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今は何もない農地であったが、「島津」4兄弟をイメージできた。

もう15時14分。宮崎までかな~ まだ旅館も取っていないけど宮崎に泊まるのはいやだった。理由は、6年前 宿泊したことのない宮崎を来たとき 敢えて城のある延岡に泊まった。当時東国原知事が人気で楽しみに宮崎市内はいると作られたイメージがあった。九州を味わいたいのであれば宮崎市内はだめだ。そこから強行軍にでることにした。

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楽天トラベルを確認すると霧島温泉に一泊2500円に温泉宿がある!そこまでいけるんとちゃうか?地図の確認すると山の中何もない温泉宿。途中高原(たかばる)で食料を調達しPCXを飛ばした。たどり着けるのか?このドキドキ感が 悩んでいた自分を忘れさせた。19時 真っ暗な山道をたどるとぽつんと温泉宿を発見できた。風呂に入ると鹿児島弁のおじさんが話しかけてきた。「どこからきたの? おくさんは? 仕事は? なんでここ知ってるの? 」地元の人しか行かない秘湯だったようでもともと山で作業するする村人が入るための温泉を大阪から来た今の主人が買い取り、村人用は継続しつつ 格安で営業している温泉宿だった。まだ9月で暑かったが、高地であるため 窓を閉めないと寒かった。温泉はかなり暑く真っ暗なサウナ的小屋もあり 何よりも地元村人に話かけられるので退屈しなかった。400キロ走った。疲れた。

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